令和６年５月
小倉中央業業連合会 理事長 瀬口裕章

　令和６年４月２０日９時過ぎに魚町三丁目東側の木造の飲食店が立ち並ぶ一帯で火事が起こりました。新聞発表によれば、８店舗、約３５０平方メートルが被災したとのことです。まずは、火事にあわれた店舗の皆様、建物所有者の皆様にお見舞い申し上げます。また、自らの身を顧みず消火活動をつとめられた消防署職員の方、通行者の警備などにあたられた警察署職員の方に御礼を申し上げます。

　かえりみすれば、令和４年４月と８月にも旦過市場での火災があり、令和６年の１月には魚町一丁目の鳥町食道街の火災、今回の火災は２年間で４度目の小倉都心部での火事となります。このような小倉中央商業連合会のエリアで度重なる火災の発生は、北九州市民の方々にご心配をかけたばかりか、北九州市全体のイメージを損ね、旦過市場・鳥町食道街のガレキ撤去の募金などに応じていただいた方々の信頼を裏切ったことに関し、深くお詫びを申し上げます。

　旦過市場の火災以降、小倉中央商業連合会傘下の各商業団体では、消火訓練・通報訓練・避難訓練などを重ねるとともに北九州市の防火指導員と同行して木造飲食店を対象に巡回するなど、火災への対策を強化していたところでした。

　これらの活動を進化させながらも続けていき、二度とこのような火災が起きないようにつとめてまいりますで、今後とも引き続きご愛顧の程よろしくお願します。