小倉まちじゅうモール

小倉まちなかコラム

北九州産のレモン×ハチミツ。黄金町からレモネードで元気を届ける【Café & Factory 北九州レモンLemony(レモニー)】

小倉北区黄金・こがね市場商店街そばに建つおしゃれなカフェ、Café & Factory 北九州レモン Lemony(レモニー)は、北九州産レモンと、小倉のまちなかで採れたハチミツでつくるレモネードが人気の店。安心安全な地元の素材を使った手づくりの一杯には、「北九州の人を、まちを元気にしたい」という思いが込められています。

北九州の魅力を凝縮したフレッシュで爽やかなレモネード

▲レモニーのレモネードに使われるのは「マイヤーレモン」という品種。レモンとオレンジを掛け合わせたものだ
▲レモニーのレモネードに使われるのは「マイヤーレモン」という品種。レモンとオレンジを掛け合わせたものだ

レモニーは、看板商品のレモネードのほか、旬のフルーツを使ったスイーツやヘルシーなランチが味わえるカフェ。小倉駅前のセントシティ2階にあるレモネードスタンド〈レモニー KOKURA STAND〉からスタートし、2023年の9月に黄金町に工場を兼ねたカフェ・レモニーをオープンさせました。

その店名の通り、レモニーの主役はレモン。
北九州市内で栽培されたフレッシュなレモンは「マイヤーレモン」という品種です。その特徴は、一般的なレモンより穏やかな酸味とほのかな甘味。ワックスや防カビ剤を使っていない安心安全なレモンを生産者から直接仕入れ、2階のファクトリーで皮ごとハチミツにつけ込んでレモネードの元となるレモンシロップに加工しています。

ひと口飲めば、すっと体に染み込む爽やかさ。レモネードのアイスは炭酸入り/炭酸なしから選ぶことができます。夏から秋にかけては早生のグリーンレモン、冬は完熟したオレンジ色のレモンで仕込むため、同じ品種でも季節によって風味の違いを楽しめるのも旬の素材をつかう商品ならでは。

(提供写真)
(提供写真)

このレモネード、実はもうひとつ大きな特徴があります。
レモンシロップをつくる際に使うハチミツには、2011年から小倉駅前のセントシティ(開始当初はコレット/I’m)屋上でスタートした養蜂活動「小倉みつばちプロジェクト」で採蜜したハチミツを使っています。このハチミツの存在が、レモニーを始めるきっかけとなりました。

「みつばちが生息できるかで、その地域の環境指標を知れると言われています。環境都市・北九州のシンボルともいえる小倉のみつばちが、まちなかに咲く季節の花々から集めてきたハチミツを多くの人に知ってもらうことを目指して、レモニーはスタートしました。
ハチミツと相性のいい食材としてレモンはすぐに思いつきました。でも、せっかくだったら地元北九州産のレモンはないだろうかと探していたところ、ご縁があり八幡西区の生産者と出会いました」

そう話すのはレモニーの工場長であり代表の清水 悠治さん。

小倉のまちなかでミツバチたちが集めてきたハチミツと、北九州で育ったレモンとでつくる手づくりレモネードは、思わず元気が出る、爽やかな一杯として、北九州の魅力を発信しているのです。

北九州産レモンを使った新しい商品開発

▲1日に必要な野菜摂取量の1/2が摂れる「サラダボウルランチ(ライ麦パン・オニオンスープ付き)」(提供写真)
▲1日に必要な野菜摂取量の1/2が摂れる「サラダボウルランチ(ライ麦パン・オニオンスープ付き)」(提供写真)

小倉北区・黄金町のレモニーでは、レモネード以外にもさまざまなカフェメニューを展開しています。ランチタイムにはサラダボウルランチやレモンパスタのほか、小倉南区長行のイタリアンレストラン〈B&W〉のミニピザランチも人気。またデザートタイムには、はちみつを使ったソフトクリームや季節のフルーツスムージーなどが味わえます。

▲小倉南区若園にあるパティスリー〈MAHARO〉とコラボしたレモンチーズケーキは1番人気(提供写真)
▲小倉南区若園にあるパティスリー〈MAHARO〉とコラボしたレモンチーズケーキは1番人気(提供写真)

「サラダに使うオリジナルドレッシングが好評だったので商品化したり、そのほかにもハニーレモンキャンディやレモンマーマレードなど、新しい商品開発にも力を入れています。商品によって、ハチミツのほか、ビートグラニュー糖や甜菜糖を使い分け、レモンの味わいを深めるよう試行錯誤をしています。店頭のほか、ホームページからも購入できるので、北九州レモンを使った商品をぜひ一度お試しいただきたいですね」

現在は初夏に向けて新作のレモネードを開発中だとか。小倉や黒崎などで行われるイベントなどにも出店することもあり、レモニーのレモネードに出会える機会も増えていきそうです。

アパレル畑から一転、北九レモンの伝道師へ

レモニーの運営から商品開発まで、一手に引き受ける清水さんですが、実は飲食業の経験はゼロ。そこからのスタートでした。

大学卒業後は服飾の専門学校に通い、東京でアパレルメーカーに勤めていました。大学時代に知り合った妻と結婚して数年して、妻の実家のある北九州へと移り住みました。義父が営むアパレル会社で共に働いていたところ、前出の「小倉みつばちプロジェクト」に義父が携わっていたこともあり、レモニーの運営担当として白羽の矢がたったのだそう。

「レモネードの店を出すことになって、レモンのことを勉強し、レシピを考えることになりました。ある程度知識がついても、レモンの種類、合わせる砂糖との相性、ハチミツの分量など、ベストなバランスを見つけるまでには相当な時間がかかりました。とはいえ、セントシティの店のオープンに間に合わせなくてはいけないので、いろいろな人にアドバイスをもらい、最終的には自信を持って出せる味にたどり着きました」

レモニーを始めるまでは、レモンを意識することはなかったという清水さん。レモンのことを調べるうちに、今ではスーパーに行くたびにレモンが気になる程になったそう。

「レモンの生産が盛んで“レモンの島”と呼ばれる瀬戸内の大崎上島では、島民のレモン摂取量が多く、長寿との関係も語られているそうです。だからレモンって健康に繋がり、人を元気にしてくれる食材なんですよ。レモニーの商品を通じてお客様にもっと元気になってもらいたい。さらには地元食材に興味を持つきっかけになれば、北九州がもっと元気になると思うんです」

フレッシュで爽やかなイメージと、人とまちを元気にしてくれるレモンの力。
レモニーは、北九州を愛する人たちの想いを一杯に重ねながら、その魅力を届ける “北九州レモンの発信基地”として歩み続けていきます。

「地元北九州のレモンを知ってほしい。レモンは元気の源です」
Café & Factory 北九州レモン Lemony   
株式会社こまつコーポレーション
有限会社ワイワイカンパニー     清水 悠治

Café & Factory 北九州レモン Lemony(レモニー)
北九州市小倉北区黄金1-1-13
TEL:093-967-6495
営業時間:11:00〜18:00(ランチタイム11:30〜LO 14:30)
定休日:水曜
席数:14席
SNS:InstagramFacebook



取材・文/写真:岩井紀子

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